昨日買った本

●書源 新橋店にて
月は無慈悲な夜の女王』(ISBN:4150102074) ハインライン
『ユービック』(ISBN:4150103143) ディック
●ABC 新宿店(ルミネ1のほう)にて
てるてる×少年 (6)』(ISBN:459217464X) 高尾滋
『サブカルチャー反戦論』(ISBN:4044191174) 大塚英志
『ルナティカン』(ISBN:4150307121) 神林長平
『郵便的不安たち#』(ISBN:4022613785) 東浩紀
早川書店率高し。ISBNコードが415から始まってるなーと。
書源で買ったのは、家中探したらどこかにあるかもしれないが、有るとしても書棚の奥深くか物置に入れたダンボールの奥深くなので、もう色々面倒になり購入してみた。サブカルチャー反戦論も文庫じゃない奴で持っている気がするが、まぁいいや。郵便的不安たち#はウィッシュリストに入れておいたけれど、たまたまABCに有ったので購入。文庫は持ち歩きが楽で良いよー。ルナティカンも微妙に買ってあった気がするが、どうだっただろう? てるてる×少年高尾滋が結構好きなので続けて購入。『スロップマンションにお帰り』とか『人形芝居』とか、出た頃に買って読んで、楽しかったなーという思い出。そういえば人形芝居の双子はなんとなく本作の忍者に雰囲気似てるなーと今思いました、急に。
そういえば雪風のオリジナル(要するに<改>じゃないほう)について、先日夢に出てきたので思い出す。■中学生の頃によく行った古書店では、建物の中以外に見せの外壁にも書棚が出来ていて、そこにハヤカワとかサンリオなんかのSFやらと岩波や中公それに官能小説やジュニアノベルが無差別に詰め込まれていて、狭い庇の下で日に焼けていた。雨の日もそこに有って、分厚いビニールをカーテンにされた本棚を傘を差したまま眺めていた。子供の頃に自分の小遣いで買ったSFやミステリの文庫本は大抵そういうところから掘り出されたもので、だからカバーがないものやボロボロの本が多かった気がする。実に風雪に耐えたという感じだ。実際、買った本を捲るとページの隙間から砂埃がでたものもある。んで、話を戻すと、その中に雪風もあった。ただあのカバーを見て、いかにも少女だった私には手を出す対象には思えなかった。というか、当時の私は仮想戦記物だと思っていた。夢の中で私はその本を本棚から抜き取る。カバー同士が少し張り付いてしまっている。背のタイトルを見たときはどちらかと言うとハイファンタジーなんじゃないかと思ったのに表紙はどうみても仮想戦記だったので、がっかりして本棚に戻す。んで、近くにあった「ひでおと素子の愛の交換日記」を抜き出す。しかも何故か文庫じゃなく単行本。(どうも思い出に残っているようです)それも戻して結局別の本を買おうとする。■そこで目が覚めて、がっくり落ち込む。あー、なんでそこで買っとかなかったんだよーアタシー!(実際に当時、買わなかったことを鮮明に思い出した。但し、入っていたのは外壁の棚ではなく木製のワゴンの天辺、下の段だった。多分7冊500円とかだったと思う。)いや、別にいいんだけれどね。いまもあの店に行けば有るような気がする。