ファウストの感想がなかなか書けないのは、未だ読めていないから。

えーと、要望。ファウストの目次にはノンブルを入れていただきたい。それに各ページのノンブルがノド側ってのも納得いきませぬ。隠しノンブル? そんな同人誌コミック本じゃないんだから、ノンブルが作品の美観を損ねるとは到底思えない。――と、その辺りが非常に判り難くて困った。あと、昨日前後から随所で発生した「現代系オタ」という呼称は非常にしっくり来るので、それを名乗ることにしたいなーと思った。でも、そんなに詳しくない。なにか勉強すべきなんだろう。本当かな?
でも、一番問題なのは、なんというか読むテンションが唐突に萎えてしまったことにある。私らしい非常に間の抜けた話なんだが、ファウストって読者カードとライナーノーツが巻末に綴じられているじゃないですか、あれがノベルスと同じように本文中に挟み込まれているものだと思い違いをして(本を読むときの癖で、挟み込まれた読者カードや冊子を巻末の掛けカバーや書店のカバーの間に挟んでしまう。右綴じの本って片手で繰るときは普通左手なんじゃないかと思う|少なくとも私はそうだ|ので、邪魔にならないよう左側に固定させてしまうのだ)、しおり代わりに読者カードを挟もうと思って巻末にある読者カードを抜こうとしたわけですよ。そうしたら糊付けられてるじゃないですか(あたりまえですが)。とっさに、「あ、あじろ綴じの接着剤にくっついてしまった」と思ったわけです。んで、強引に抜こうとして読者カードを破損。いくらなんでもおかしいと思って冷静になったら、あーこれって雑誌だっけということに思い当たり、ひどく凹む。現状の認識が出来ていません。
そんなわけで、冷水を浴びたようにファウスト読むぞテンションが急降下した私は、ひとまず他の本を読むことにしました。あー、休暇の間に読めるかな? ファウスト