私的、漫画歴を振り返ってみる。

そういえば、私もガンダムはファーストをリアルタイムで見ていたはずだ。多分父の影響。*1
新潟にある母方の実家に帰省する際、車での長距離移動に飽き飽きする子供、すなわち私を宥めるために、彼はガソリンスタンドでミュージックテープを買ってきた。その中にガンダムのOPが入っていたのを覚えている。あと花の子ルンルンとかサンバルカンとか。でもZ以降の記憶があまりない。きっと父の趣味じゃなかったんだろう。今ならもう一度観たいと思う。しかし本当にあまりわからないんだよなー、ガンダム。

80年代の私の周辺といえば、自宅コミック雑誌はあまりなかったが、ジャンプとチャンピオンがあった気がする。そういえばサンデーも有ったような気がして、そう思えばなんだかいろいろ置いてあったんじゃないかと。母はきっと迷惑だったんだろうなぁ。でも毎週だか隔週だかで数冊ずつ買ってくる「アニメ世界昔話」「アニメ日本昔話」「世界はじめて物語」なんかのアニメフィルムブックは楽しかったし、アンデルセンやグリムの童話だったり、日本昔話から民俗学的な土着の物語に手を出すようになったのはそれがきっかけだろうなぁ、と。
プチ・アップルパイやペンギンクラブ(あれ、違ったかな?)は歯医者で読んだ。水縞とおるは好きで、その流れもあってWINDGSも読むようになったはずだ、確か。PALMは最初理解できなかった。高橋葉介を初めて読んだのもこの頃だ。漫画ブリッコは読んでいない。多分その歯科の先生の趣味じゃなかったんだろう。でも白倉由美はそこで読んだ。マダラもリアルタイムで読んでいたクチなので、大塚の呪縛からは逃れられないんだなぁと思った。*2んー、だんだん判らなくなってきたぞー。アニパロコミックスも読んだし、徳間で出ていた漫画雑誌(名前が思い出せない。NERVOUS BREAKDOWNとか載ってたのってなんだっけ?)も読んでいた。少女漫画や少女誌を読むようになったほうがずっと後のことだ。BE FREEも読んだし、ハイティーン・ブギ俺の空も読んだ…というよく判らない漫画人生。
ちなみに、この時期に山村美沙と西村京太郎と(←この辺りは父の書棚)田中芳樹菊地秀行新井素子を(←この辺りは友人・先輩の書棚)読み始めたものだから、もう何がなんやら。直後新本格が始まって、それからミステリに流れていったものと思われる。本当か?
あと、この時期はヤヴァイ程度に似非シャーロキアンで、パスティーシュやパロディを矢鱈買い集めてた。その時に、書店に取り寄せ注文したシャーロック・ホームズゲームブックが先日アキバのYellowSubmarineに行ったら結構な値段で置いてあった。そっかー、ゲームブックだもんなぁ。*3定価1900円が6000円以上だった気がする。いやん、それは探したら出てくるかもー、更に2冊目も出てくるかもー。(w 

*1:この父という存在が私のオタク的生活を加速させたとしか思えない。彼のアニメに関する印象深い発言の中に、カウボーイ・ビバップを見ていた私に向けて「これ面白いじゃないか。タイムボカンみたいだ」というものがある。それはさすがに違うだろ父さん、と思いながら、ああ彼らしいと思った。ちなみに、昨年彼の寝室から発見されたフルーツバスケットのコミック(私が自室外の本棚に放置)を見て、アレもOKなのか父よ…と愕然とした。そんな父を持つ私が初めて読んだコミック単行本は多分『ハロー張りネズミ』。覚醒剤でキメるとトイレの個室に鎖で繋がれて抜けるまで監禁されなきゃならないんだなぁと思った。何かが間違っているよ、父……

*2:最近出た四神編も結局買ったよ。ははは…… _| ̄|○ しかしリーディングストーリー関連はスルーしたので、S-neryは知ってはいるけれど全然判らない。

*3:YellowSubmarineはRPG館だったわけですが、何と言うか非常に懐かしい雰囲気。LOGOUTを読んでいた時期を思い出したし、それ以前に蓬莱学園とかラプラスの魔とかWizとかあったりして、うわーナツカシイってな具合だった。いや、全然やらなかったよ、TRPGもカードゲームも。MtGが輸入され始めた頃なんて知識だけでなんだか楽しかった気がする。想像だけかよ。もうどうあっても昔話にしかなりませぬ。