昨夜は相方と会って、あれには参ったよねーとか、最近どうよー? とかいう話をダラダラする。思っているよりも凹んでいる話にならないのは何となく互いにそこから話題を逸らしているからなんでしょう。いや、凹んでても別に良い事があるわけでもなし。いや、でもまだまだ凹んでいるけどね。
オフラインで誰かと会うということは結構良い気晴らしなんだけど、会うことでかえって気が重くなるケースも当然あるわけで。人と会う時のテンションの話になる。
基本的に平常の自分はdown気味なのだけれど、人に会うときは愛想良くしろとかテンション上げていけという注意を受けることが多々あったので、こう一速上げているようなつもりで臨んでいるわけですよ。特に注意されるのが飲み会で、ほら、出たくない飲み会でも出なきゃならない時ってあるじゃないですか、お客さんとの飲み会であるとか、現場のイベントとしての飲み会とか、自分の歓送迎会だったりとか。人見知りなところがあるので*1飲み会に行けば否応なくテンションを上げきる必要に生じるので、手っ取り早く飲み会には参加してコミュニケーションを図るというスタンダードな戦略をとっているわけです。まぁ、それはコミュニケーションを密にしなければならない必然がある、主には職業的仕事の場で求められるスキルの一つなんじゃないかとすら思えるわけですよ。んで、そんな場でちょっとでも黙っているとえらい怒られるので、たとえそこで展開されているのがセクハラ的な話題で、酒の勢いに任せてだったら許されることだって思われているような話題に対する肯定を求められても、たとえ素面だってそこで思いッきり退いたりしちゃいけないわけです。それはね、もう無理にでもテンション上げないと! 度数の高いアルコールを飲んで効率よく酔わないと! 笑って聞き流せるような寛容な心をアルコールで召喚! ……という強い意志を持って立ち向かう、私にとっては、いわば戦場のようなものなわけです。
そこは、時間外手当が付かない業務――しかも自分の資金持ち出しだったり――というように近年は割り切れるようになって来ました。ああ、それがオトナ。きっとそれがオトナ。(呪文のように)
んで、じゃあプライベートはどうよ? となると、やっぱりある程度テンションを上げないと、不審がられるんだよね。怒ってんじゃない? とか厭なんじゃない? とか。いや、厭なときも当然あるんだけど、そういう場所には極力行かないようにしてもOKなのがプライベートの好い所。ただ、どちらにしてもある程度テンションを上げていかないとマズイわけで。
鬱っぽい人は鬱っぽい人と一緒に居ると相乗効果で鬱になるから止めた方が良いんだよねーという話をしていたんだけれど(ちなみに、フラは基本的にテンション低めだし、どっちかというと鬱っぽい)、じゃあ躁っぽい人と居た方が良いの? というと、実際には付き合いに気力や体力を総動員しないとその場に居られないので、それはそれでかなり辛いよね…って話をした。いや、その発想自体が鬱っぽいし、ひきこもり気味だなぁと思うんだけれど。
そんなわけで、多分周囲で思われているほど私は人あたりが良いわけではないと思うんですが、どーよ? もしくは自分が思っているほど私は人あたりが悪いわけじゃないということなのかもしれないけれど。なんだか結構人あたりがいいと思われがちなので……いや! やる気さえあれば努力はするよ!(取ってつけたように)

*1:というか、この年齢で、会社員をしている段階で人見知りってかなりヤヴァイと思うんですが。反省