クリスマスですが

そういえば、
サンタの中の人など居ない……ッ!
…と子供の頃に主張されたことがありません。サンタクロースの中の人が家人だということに気付いたきっかけを良く思い出せませんが、多分クリスマスプレゼントに何が欲しいか聞かれたときに気付いたんだと思います。サンタの人がくれるものはねだってねだって欲しがるようなものだったことがないので、軽い期待外れ感と、サンタの人は年末忙しいから大変なんだもんねぇーなんて思ってました。だって一年間かけて準備するとして、欲しいものなんて子供ですら可変なんですから、クリスマスイブに配られるプレゼントが本人のある一点に於いてはものすごく欲しかったものだとしても、今欲しいものとは違うかもしれないしね。んで、欲しいものを訊かれたときに、もっと衝撃のある「だ、騙されたッ! 裏切られたッ!」感があればもっとよく覚えていたのかもしれません。生真面目なので、その情報は弟妹にリークせず、その年のクリスマスプレゼント買出しから私は母の手伝いをすることになったのでした。
ちなみに昨日の私は、仕事帰りに寄った地元のファミレスで狂牛病の影響が懸念されるUSAビーフを食しておりました。レア気味なステーキで非常にどうでもよい出来で、あー、クリスマス・イブと関係なく呼応して今日も私の一日は終わっていくんだわぁと思ったですよ。帰りに書店に寄って買った本を読んだりしながら、日付変更線も越えたので帰宅ーというようなクリスマス・イブでした。帰りにそのファミレスのドリンク無料券を貰いました。結局ケーキは食べませんでした。サーイレンナーイッ、ホーォリーナーイッ。