ビジネスコンビニでのコピー方法(ケーゴ編)

コピー機はメーカや機種によって癖があるから、よくわからなくなることが多いけど、フラのコピーはこうやっているよーという話を幾つかしようとおもう。具体的には、キンコーズ*1の新宿南口店でのセルフ・モノクロコピーの方法です。
ちなみに、全て右綴じ(縦書きの本)での説明です。左綴じは応用してください。

原稿は原寸大で作成。
袋折の本(ページ数が無く、持込用紙じゃないときは楽々。しかしその分かさばる)の時は、原稿作成時にWordの機能で面付けした状態の原稿を作る。(ただし、出来上がり原寸をA5以下にする場合で、コピー用紙の1面に4ページ以上の面付けをする場合は、別途作業が必要)
ちなみに文庫本はA6サイズです。
原稿の面付け
先ず全ての原稿をページ順に重ねる。この際、空白のページもノンブルを付けて用意すること推奨(ノンブルのないコピー本は自殺行為です)
次に、ページを完成時と同じ状態にする。(つまり、偶数ページを裏返して、奇数ページと偶数ページは原稿の裏面が背合わせになるように重ねる)
あとは製本の方法によって違う。各部名称はこの辺参照。*2
版下作り
印刷面ごとに1枚コピーを作成し、版下とする。8面であれば、1枚のコピー用紙に4ページ分、16面であれば8ページ分が印刷されている状態にする。
テスト印刷
コピー機のオートシートフィーダに版下をセット。この時、左上のページ数の裏に印刷されるページが右下になるよう、順番に重ねること。また、当然2枚セットなので、枚数が正しいか確認します。オートシートフィーダーは樂々だよ!これがあるからキンコーズは止められねぇな。
コピーの設定パネルで「片面→両面」「用紙サイズ」を設定してコピーします。印刷出来上がったものを確認し、裏表やページが正しく印刷されたかを確認します。特に中綴じでやろうとしている人は注意深く確認してください。いっそそのテスト印刷分を裁断・製本して正しい出来上がりか確認するのが良いです。
本番印刷
テスト印刷の時に排紙された版下を同じように再度オートシートフィーダにセットして、コピーします。
設定内容は基本的に同じです。部数分-1(テスト印刷したものを1部分として使用するため)をコピー部数で設定します。
■注意■
※4面付けの場合は「ソート」に設定すると、1部ごとに印刷します。
※8面付け以上の(つまり印刷し終わったものを裁断して製本する必要がある)場合は必ず「スタック」に設定しましょう。後で死にます。マジで。
印刷し終わったものは、スタックの場合はページごと、ソートの場合は一部ごとに付箋を貼ります。付箋は以前はキンコーズの利用可能な備品にあったのですが、無い事もあるので、予め用意することを推奨します。ない場合は、大概キンコーズで販売していますし、ミスコピーした用紙を適当な大きさに切って、代用にすることも可能です。それをしないと後で結構面倒なことになるので注意しましょう。
裁断
8面付け以上の場合は、裁断して持って帰ると、紙が折れたりせず便利です。備え付けの裁断機(ロールカッター)なども便利ですが、ぴったりで裁断するにはテクニックが必要ですので、予め裁断用に直定規とカッター(+替え刃)を持参するのが良いです。
また、コピーが終了している場合は、先に会計をしてコピー機を空けるのがsmartです。コピー機待ちのビジネスマンや同人屋には親切にしましょう。
また、裁断したものは、やはり同じ内容ごとに付箋などで印をつけましょう。

そんなわけで、相方はこれを印刷してコピー作業をがんばれ。
そうだなぁ、そのうちフラのコンテンツにコピー誌の作り方講座でもやる? いや、大変だから止めます。言った端からキャンセル。

*1:http://www.kinkos.co.jp/

*2:http://www.dd.iij4u.or.jp/~tsuyo-t/tts5.htm ちなみにフラは16面付けをやっていることもある。(ここで紹介されている16面付けは中綴じのものですね)この日作った原稿は8面付け。楽勝!